例文・使い方一覧でみる「ずるりと」の意味


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...ずるりと宙に吊り下つて...   ずるりと宙に吊り下つての読み方
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」

...ずるりと縁台へ脱いで赤裸々(まっぱだか)...   ずるりと縁台へ脱いで赤裸々の読み方
泉鏡花 「瓜の涙」

...上緊(うわじめ)をずるりと手繰った...   上緊をずるりと手繰ったの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...」と一歩(ひとあし)ひきさま、暗い方に隠れて待った、あの射的店の幽霊を――片目で覗いていた方のである――竹棹(たけざお)に結(ゆわ)えたなり、ずるりと出すと、ぶらりと下って、青い女が、さばき髪とともに提灯を舐(な)めた...   」と一歩ひきさま、暗い方に隠れて待った、あの射的店の幽霊を――片目で覗いていた方のである――竹棹に結えたなり、ずるりと出すと、ぶらりと下って、青い女が、さばき髪とともに提灯を舐めたの読み方
泉鏡花 「怨霊借用」

...一枚小袖もずるりとした...   一枚小袖もずるりとしたの読み方
泉鏡花 「開扉一妖帖」

...横足のつま先が少し低いとずるりと滑ろうとする...   横足のつま先が少し低いとずるりと滑ろうとするの読み方
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」

...俺は顔を手でずるりと撫(な)でおろした...   俺は顔を手でずるりと撫でおろしたの読み方
高見順 「いやな感じ」

...着換える拍子にずるりと襦袢(じゅばん)を滑り落して...   着換える拍子にずるりと襦袢を滑り落しての読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...じきにずるりと脱(ぬ)けて行ってしまった...   じきにずるりと脱けて行ってしまったの読み方
徳田秋声 「黴」

...ずるりと火鉢の傍へ寄って来たお雪は...   ずるりと火鉢の傍へ寄って来たお雪はの読み方
徳田秋声 「爛」

...ずるりと落ちている...   ずるりと落ちているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...元々開化が甲の波から乙の波へ移るのはすでに甲は飽(あ)いていたたまれないから内部欲求の必要上ずるりと新らしい一波を開展するので甲の波の好所も悪所も酸いも甘いも甞(な)め尽した上にようやく一生面を開いたと云って宜(よろ)しい...   元々開化が甲の波から乙の波へ移るのはすでに甲は飽いていたたまれないから内部欲求の必要上ずるりと新らしい一波を開展するので甲の波の好所も悪所も酸いも甘いも甞め尽した上にようやく一生面を開いたと云って宜しいの読み方
夏目漱石 「現代日本の開化」

...ずるりと一尺ばかり振(ぶ)ら下げたが...   ずるりと一尺ばかり振ら下げたがの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...お前のその鼻水もそうだよ……」啓吉はずるりと鼻汁をすすった...   お前のその鼻水もそうだよ……」啓吉はずるりと鼻汁をすすったの読み方
林芙美子 「泣虫小僧」

...ずるりと辷るたびに鶴子の足がヒョイと加十の尻を蹴る...   ずるりと辷るたびに鶴子の足がヒョイと加十の尻を蹴るの読み方
久生十蘭 「魔都」

...ひきつづく事変によって変化した世相が文学のその課題の解決を歪めてずるりずるりと生産文学へひきずりこんだ...   ひきつづく事変によって変化した世相が文学のその課題の解決を歪めてずるりずるりと生産文学へひきずりこんだの読み方
宮本百合子 「おのずから低きに」

...ずるりと靴の辷るのを危く踏みこたえたとき...   ずるりと靴の辷るのを危く踏みこたえたときの読み方
横光利一 「旅愁」

...ずるりと這い出して来たからであった...   ずるりと這い出して来たからであったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「ずるりと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ずるりと」


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