...ずぶりと小刀(さすが)を刺(さ)し通(とほ)しました...
芥川龍之介 「藪の中」
...ずぶりと小刀(さすが)を刺し通しました...
芥川龍之介 「藪の中」
...もう一人の水夫の横腹へずぶりとナイフを突き立ててしまう...
芥川龍之介 「誘惑」
...同時にガブリエルは爛々(らんらん)と燃える炎の剣をクララの乳房の間からずぶりとさし通した...
有島武郎 「クララの出家」
...ずぶりと入れると...
泉鏡花 「婦系図」
...ずぶりと水の中にもぐって...
海野十三 「海底大陸」
...ずぶりずぶりと水中にもぐる...
海野十三 「海底都市」
...規則正しい角度でずぶりずぶりと突きささり...
海野十三 「三十年後の世界」
...ずぶりとささった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...刃物は蒲団の上にずぶりと突立った...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...ずぶりとおしりをお突き刺(さ)しになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ずぶりと頭を浸した...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...相手はずぶりと突き刺されて...
豊島与志雄 「囚われ人」
...太い両手をマントの大きな両のポケットにずぶりとつっ込み...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼(かれ)は流(なが)し尻(じり)にずぶりと唐鍬(たうぐは)を投(とう)じて又(また)萬能(まんのう)を執(と)つた...
長塚節 「土」
...はげかかつた絆創膏が額にぶらぶらしてゐて椀を口に持つて行く度にずぶりと汁の中に浸(つか)るのや...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...抛物線(ほうぶつせん)を描いてずぶりと墜ちた...
本庄陸男 「石狩川」
...ずぶりと槍(やり)で突き殺してしまったんだ」「それからどうした」せきこんで誰かが聞きました...
吉田甲子太郎 「負けない少年」
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