...白泡のずぶずぶと...
泉鏡花 「悪獣篇」
...ここでずぶずぶと海面下にかくれられてはおしまいだった...
海野十三 「海底大陸」
...ずぶずぶと海中にしずみはじめた...
海野十三 「海底大陸」
...またずぶずぶともぐりこんで...
海野十三 「海底都市」
...ずぶずぶと沈んでしまって...
海野十三 「恐竜島」
...飛行艇は、その時、背中を半分ほど海面にあらわし、プロペラを夕空に高く、つき出していたが、ずぶずぶと、大きな姿を没して行く...
海野十三 「太平洋魔城」
...舳を上にしてずぶずぶと沈んでゆく悲壮な光景が見られた...
海野十三 「太平洋魔城」
...それとともに、水中塔は、ずぶずぶと、ベトンの中に沈んでいった...
海野十三 「地球要塞」
...しかもひどくぬかるんだ泥池はひとあし毎にずぶずぶ沈む...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...ずぶずぶと切りほうっておしまいになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...そこでは何回も踝(くるぶし)の上までもずぶずぶと沈んだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ずぶずぶぬかった...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...いきなり脚が砂の中へずぶずぶと膝(ひざ)の上まで漬かった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...人喰(ひとく)い沼のように何処(どこ)までもずぶずぶと体が呑(の)まれて行くのである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ずぶずぶとペトロの身体は沈みかけた...
永井隆 「この子を残して」
...ずぶずぶになってつぶれているらしい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ずぶずぶと潜水してしまった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...やはり死ぬ気か」ずぶずぶと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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