...ずけずけと地球の人類をやっつける...
海野十三 「火星兵団」
...しかしずけずけと女給は言った...
高見順 「いやな感じ」
...ヴェリチャーニノフはずけずけと遠慮會釋もなしに言ってのけた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...やっぱりずけずけと話されるじゃありませんか...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...辰さんはずけずけと口を利いた...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...どこにも見えやしないじゃないか――」十四娘がずけずけと不平を並べるのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずけずけと当人に...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...父も母もおりますから」とそんなことをずけずけというのです...
久生十蘭 「ハムレット」
...お嬢さんはずけずけと爺やに不平を言いつづけてばかりいました...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...自分の気になっていることをずけずけと...
本庄陸男 「石狩川」
...おめえは三つ沢の湯小屋の番でもするがいいだ」娘たちはずけずけと云った...
山本周五郎 「似而非物語」
...ずけずけと遠慮なく云うのである...
山本周五郎 「思い違い物語」
...ずけずけと不遠慮にふるまいだした...
山本周五郎 「おれの女房」
...それも惚れぬいている相手にそうずけずけと云えるような女は...
山本周五郎 「さぶ」
...ずけずけとやり返した...
山本周五郎 「花も刀も」
...露骨なことをずけずけと云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...女は他愛ないものと思いながらも――「ずけずけと...
吉川英治 「新書太閤記」
...ずけずけと云った...
和辻哲郎 「鎖国」
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