...膝頭の傷はずきずき痛むし...
芥川龍之介 「妖婆」
...ずきずきと頭痛が始まった...
海野十三 「地球要塞」
...頭がずきずき痛む...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...……身体じゅうずきずき痛んで顫えがやまぬ今こそ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...その歯がずきずきうずくように感じることもあるそうである...
寺田寅彦 「柿の種」
...おまけに前頭部が時々ずきずき痛むような気がしたので...
寺田寅彦 「小浅間」
...緊張するこめかみはずきずき...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...頭がずきずき痛んで仕方なかった...
豊島与志雄 「神棚」
...ずきずきしているが」小太郎は...
直木三十五 「南国太平記」
...スコップでどやされた脳天がずきずきし...
火野葦平 「花と龍」
...この膝節(くるぶし)の上んところが疼々(ずきずき)するのですよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼はずきずき痛む頭へ手をあてて見た...
平林初之輔 「犠牲者」
...ずきずきうずく頭で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ずきずきする」ビンセント卿の歯はガチガチ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ずきずき胸が痛むのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...塗机(ぬりづくえ)は涙でよごれ、独りで怒る血は、こめかみの筋を青くして、ずきずきと、その辺がまた痛んでくる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こめかみの脈がずきずきと聞えるほど高く搏(う)つ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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