例文・使い方一覧でみる「ずいき」の意味


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...のみならずいきなり立ち上がると...   のみならずいきなり立ち上がるとの読み方
芥川龍之介 「河童」

...たとえば瑞記(ずいき)とか厚徳福とか云う...   たとえば瑞記とか厚徳福とか云うの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...いま密林へ逃げ込んで行った男が消したわけさ」「追っ駈けて捕えよう」私は思わずいきまいた...   いま密林へ逃げ込んで行った男が消したわけさ」「追っ駈けて捕えよう」私は思わずいきまいたの読み方
大阪圭吉 「死の快走船」

...弁疏もきかずいきなり解散を命じた...   弁疏もきかずいきなり解散を命じたの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...氏は委細構はずいきなり自分の診察室に引張り込んで...   氏は委細構はずいきなり自分の診察室に引張り込んでの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...もし春琴が今少し如才(じょさい)なく人に謙(へりくだ)ることを知っていたなら大いにその名が顕(あら)われたであろうに富貴(ふうき)に育って生計の苦難を解せず気随気儘(きずいきまま)に振舞(ふるま)ったために世間から敬遠され...   もし春琴が今少し如才なく人に謙ることを知っていたなら大いにその名が顕われたであろうに富貴に育って生計の苦難を解せず気随気儘に振舞ったために世間から敬遠されの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...必しも御上に随喜(ずいき)の結果ではない...   必しも御上に随喜の結果ではないの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...或は又、京都の、肥後ずいきより、大阪のそれの方が、何んなに、文化的であるか(私が、こういう事を書いたからとて、直に、私の品性を評されては困る...   或は又、京都の、肥後ずいきより、大阪のそれの方が、何んなに、文化的であるか(私が、こういう事を書いたからとて、直に、私の品性を評されては困るの読み方
直木三十五 「大阪を歩く」

...お昼の弁当も美味(うま)し、鮭(さけ)のパン粉で揚げたのや、いんげんの青いの、ずいきのひたし、丹塗(にぬ)りの箱を両手にかかえて、私は遠いお母さんの事を思い出していた...   お昼の弁当も美味し、鮭のパン粉で揚げたのや、いんげんの青いの、ずいきのひたし、丹塗りの箱を両手にかかえて、私は遠いお母さんの事を思い出していたの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...養家に行きて気随気儘(きずいきまま)に身を持崩し妻に疏(うと)まれ...   養家に行きて気随気儘に身を持崩し妻に疏まれの読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...語り来りて彼は随喜(ずいき)の涙(なんだ)に咽(むせ)び...   語り来りて彼は随喜の涙に咽びの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...畑のずいきや莓がよく見えた...   畑のずいきや莓がよく見えたの読み方
宮本百合子 「からたち」

...随喜(ずいき)の涙を流さぬばかりふるえて...   随喜の涙を流さぬばかりふるえての読み方
吉川英治 「三国志」

...なにしろ准后(じゅんごう)をはじめ後宮の女人もすべて彼の随喜(ずいき)の弟子とさえいわれているうえ...   なにしろ准后をはじめ後宮の女人もすべて彼の随喜の弟子とさえいわれているうえの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...戦勝の瑞気(ずいき)にわいている今日...   戦勝の瑞気にわいている今日の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...何よりもまた禁裡(きんり)の瑞気(ずいき)や堂上たちのよろこびが民心に映(うつ)った...   何よりもまた禁裡の瑞気や堂上たちのよろこびが民心に映ったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...けれどこの一城市に靉靆(あいたい)とたなびいている瑞気(ずいき)というようなものを...   けれどこの一城市に靉靆とたなびいている瑞気というようなものをの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...随喜(ずいき)のよだれ...   随喜のよだれの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「ずいき」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ずいき」


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