例文・使い方一覧でみる「すらりとした」の意味
スポンサーリンク...そのひとは、すらりとした、背の高い女のひとでした... 
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...門口には輿から降りたばかりの十五六の背のすらりとした少女と老婆が立っていた...
田中貢太郎 「竇氏」
...彼（か）の三十位の背のすらりとした（きれい）な女が入って来たところであった...
田中貢太郎 「藤の瓔珞」
...すらりとした体つきの...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...――たかい鼻と、すらりとした背...
徳永直 「白い道」
...すらりとした体躯に比べて...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...すらりとした姿を崩（くず）さぬほどに...
夏目漱石 「野分」
...すらりとしたその姿を現わすとすれば...
夏目漱石 「明暗」
...これは背（せい）のすらりとした撫肩（なでがた）の恰好（かっこう）よく出来上った女で...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...すらりとした美人が...
久生十蘭 「金狼」
...すらりとした優雅な円柱でささえられ...
久生十蘭 「だいこん」
...廂髪（ひさしがみ）に結（ゆ）つて羽織を着流したすらりとした肩付は...
平出修 「二黒の巳」
...すらりとした男が一人...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...彼はすらりとした銃床を阿賀妻の目の下につきだした...
本庄陸男 「石狩川」
...丈のすらりとした細おもての...
牧野信一 「露路の友」
...すらりとした立姿を現した女があった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ここでお前達と喧嘩をする程、不行儀なわたしどもじゃないがね、その若い、すらりとした、自慢の姿のままで、お前達は腐ってしまいなさるが好（い）い...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...中肉中背のすらりとした姿であろう...
夢野久作 「暗黒公使」
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