...弁護士の書生にすみこんでいる...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...ぬすみためた宝物を...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...おかげで家宝をうしなわなくてすみましたよ...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...彼は甘い霞(かすみ)に包まれているような気もちになっていた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...室のすみには炉が切つてあり...
土田耕平 「海坊主の話」
...そのすみへは近よらないようになった...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「キリストのヨルカに召された少年」
...そういたせば少しも嘘(うそ)を言わないですみます...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...家中のひとたちがおやすみを云いあう...
林芙美子 「生活」
...部屋の隅(すみ)にある小さな...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...銀簪(ぎんかん)!……角菱(すみびし)と三蓋松を抱きあわせた比翼紋(ひよくもん)がついております」「ちょっと詮索すりゃア...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...すみやかに、降伏せよ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...姉さんも早くおやすみ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...院は移り変わることのすみやかな人生を寂しく思い続けておいでになって平生よりも深く身にしむ音をかき立てておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...向上の道にお進(すすみ)なさい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...部屋ですみにうずくまり息をころしていると...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...この鞠ぬすみは伊賀流(いがりゅう)と甲賀流(こうがりゅう)のものが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...旦那がこれから訪ねてゆく家の軒下でも借りてやすみ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...おやじが寝にはいる時は、――おやすみ、わしはちょっくら芝居に行く――なんて言ったもんです」「ああいうふうな幕は、もうありませんよ」――お神さんは言う――「お邸の奥さんがみんなはずして行きなすったんですよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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