...すっくりと聳えていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...すっくりと大きくなって...
泉鏡花 「遺稿」
...すっくりと立ったと思うと...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...それから、シナガワ附近シンジュク附近とを中爆弾で爆撃し、頃合いを計って、ホンジョ、フカガワ附近の工業地帯を爆破し、尚(なお)、余裕があれば、ウエノ停車場を、やっつけて仕舞います」「よろしい」リンドボーン大佐は、このとき長身を、すっくり伸して、直立し、厳然(げんぜん)と、命令を発した...
海野十三 「空襲葬送曲」
...顔の感じがすっくり違うて来たわ」と...
谷崎潤一郎 「細雪」
...結婚すればもっとすっくり直ると云うことなので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「きょうはあんたにすっくりお話すること出来て...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...お互にもうすっくり打ち解けてしまいましてん...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...その時すっくりいうてしまいました...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...」――ほん一時間ぐらいのあいだにすっくり元の馴(な)れ馴れしさに戻ってしまいましたのんですが...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...逃げてる間に着物すっくり隠すように初めから段取り極(き)めといた...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...すっくり腹きめてましたのんで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...すっくり真面目(まじめ)な人間になって...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...思いなしか腰のあたりもすっくりのびたようである...
津村信夫 「月夜のあとさき」
...そのすっくりが糸蝋(いとろう)のようで...
中里介山 「大菩薩峠」
...御免下さいまし」すっくりと立って...
中里介山 「大菩薩峠」
...その滴(した)たるばかり深い竹の前にすっくりと立った...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...もうすっくり郵便局(えきてい)へ預けてしもうたがな」これは団丸の自慢話だった...
正岡容 「寄席」
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