...出るときにはやはりすしづめの人々を押し分けて出なければならないのである...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...実にごたごたとよく色々のことが鮨詰(すしづめ)になっている...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...天井(てんじょう)の低い鮓詰(すしづめ)にしても百人がせい/″\位の見すぼらしい会堂で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...鮨詰(すしづめ)に押し込まれている...
徳永直 「戦争雑記」
...中央線の電車は満員鮨詰(すしづめ)であってその大部分は学生であった...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...一日何杯かの客を鮨詰(すしづめ)にしましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何ときれいな折箱の中に銀めしのお握りが寿司詰(すしづめ)に入つてゐるのだ...
宮地嘉六 「老残」
...すしづめの兵隊入口の扉の処に将校来る...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...外廊(そとろう)から舞台の直前まで身動き出来ない鮨詰(すしづめ)で...
夢野久作 「二重心臓」
...どこの宿屋(やどや)もすしづめのさわぎ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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