...すごみをましてきました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...眼に凄味(すごみ)があるばかり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ちょっと凄味(すごみ)の利く代物(しろもの)...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんとなく一道の凄味(すごみ)が流れ出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当の凄味(すごみ)のある名ではあるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...捕縄(とりなわ)に物を言わせる凄味(すごみ)の相手であることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...總て善人か愚人(ぐじん)にあるものぢや」「へエ――」「惡人はもう少しノツペリして凄味(すごみ)があるな」ガラツ八...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...凄味(すごみ)のある声でいった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...慄然(ぞっ)とするほど凄味(すごみ)が有る...
二葉亭四迷 「浮雲」
...そんな凄味(すごみ)が出るようでは...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...必殺の凄味(すごみ)があふれる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そうした一種の鬼気(すごみ)を含んだ船長の顔と...
夢野久作 「難船小僧」
...一種の凄味(すごみ)を帯びた正木博士の声は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...死にもの狂いな形相(ぎょうそう)にすごみを加えていますから...
吉川英治 「江戸三国志」
...どこかにすごみのあるすがたで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「女!」ズンと凄味(すごみ)のある声だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...少し凄味(すごみ)をみせた気で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一脈の凄味(すごみ)を帯び...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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