...くらべものにならないくらいすぐれているが...
海野十三 「超人間X号」
...器がすぐれていると...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...すぐれていると思う句に印(しるし)をつけて返す...
高浜虚子 「俳句への道」
...大体器用な人で手術(てわざ)は人並みすぐれている所から...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それとは独立にも五七五のほうが短詩の形式としてすぐれていると思われる理由もなくはない...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...財団法人では科学と生産と技術との関連のもとに活発な業績を挙げつつ発展している理化学研究所が最もすぐれている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...ドイツの帝国主義の線にそってドイツのすぐれていることを説き...
中井正一 「美学入門」
...コロムビアのパレー指揮のレコードがすぐれている(J八三六五)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...師のエネスコがパリ音楽院管弦団を指揮したレコードがすぐれている(ビクターJD二三九―四〇)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...この企画のすぐれているゆえんだ...
久生十蘭 「肌色の月」
...島崎藤村よりもすぐれていると考え得ただろう...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...一方がすぐれている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...右の「大衆」作家たちが或る種の「純文学」作家たちよりもすぐれていると言う事と...
三好十郎 「恐怖の季節」
...質はすぐれているがまだたいした芸になっていないのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...花の艶麗ははるかに蔓荊にすぐれているが...
柳田国男 「雪国の春」
...腕も一段すぐれているが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...強(し)いて普通人よりすぐれているかと思われるところを索(もと)めればそんな点ぐらいしか...
吉川英治 「剣の四君子」
...三木の地形がすぐれている...
吉川英治 「新書太閤記」
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