...他にいかにすぐれた点があるとしても...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...これはこの時計の不便な点であって同時にすぐれた点である...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...アインシュタインおよびミンコフスキーの理論のすぐれた点と貴重なゆえんはそんな安直な事ではないらしい...
寺田寅彦 「春六題」
...少しもものを信用しない態度は朝吉のあらゆる素質の中でもすぐれた点かもわかりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...更に多くのすぐれた点を拾いあげることはできる...
三好十郎 「恐怖の季節」
...こまごまと分けて部屋数の多くできていることなどが新邸の建築のすぐれた点である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何事にもどうした前生の大きな報いを得ておられる人かとすぐれた点から想像させられる人だ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...同時に我々の祖先の才覚のすぐれた点でもある...
柳田国男 「木綿以前の事」
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