...茶色の毛のすくすくと蔽(おお)われかかる額のあたりに...
泉鏡花 「悪獣篇」
...後(うしろ)にも前にも左右にもすくすくと人の影...
泉鏡花 「伊勢之巻」
......
武田祐吉 「古事記」
...すくすくと立ち並ぶ杉の巨木...
谷譲次 「踊る地平線」
...たくさんな丸い葉は見るまにすくすくと向きを変え...
寺田寅彦 「自画像」
...すくすくと威勢よく伸び上ってゆく...
豊島与志雄 「公孫樹」
...すくすくと育っていった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...(何んとなく、お疲れになったような顔、死ぬかも知れぬと仰しゃった言葉――もし、それが、本当になった日に、哲丸様が、又呪いの手で、お亡くなりになったとしたなら、斉彬公の御血統は、何うなるか?)名越は、すくすくと、大きくなって来た自分の子が、何うしてか、憎いように、感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...大木の幹がすくすくと立って月の夜は闇よりも凄(すさま)じい...
中勘助 「島守」
...すくすくと立ち並んでいる...
中谷宇吉郎 「大雪山二題」
...天賦(てんぷ)の才能をすくすくと伸ばしていった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...すくすくとのびた腕が...
林芙美子 「浮雲」
...脚はすくすくとして...
林芙美子 「浮雲」
...あわてさへしなければすくすくと雪だるまのやうにふくらんでくれる利徳のあるものだと云ふ事を長年の修業で心得てゐた...
林芙美子 「晩菊」
...すくすくと伸び上って行こうとする姿勢で...
原民喜 「翳」
...姪たちはすくすくと伸びてゐるのだつた...
原民喜 「氷花」
...ボーシンの考えは、どうじゃ?」「そら、芽が出るじゃろうよ」金五郎は、仕方なく、そう答えたが、彼の厚い胸の中の芽は、そんな、ここの港だけのような小さな芽ではなく、支那大陸へおろされ、すくすくと伸び、無限にひろがる壮大な芽であった...
火野葦平 「花と龍」
...松そのものもすくすく伸びて...
山本周五郎 「青べか物語」
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