...一部屋(へや)の隅に据えた姿見(すがたみ)には...
芥川龍之介 「母」
...大きな姿見(すがたみ)のある...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...細君の横手になった大きな姿見(すがたみ)の中へ顔を出していたが...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...そこの姿見(すがたみ)をのぞいたとき...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...こなたには姿見鏡(すがたみ)あり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...姿見(すがたみ)の前に立(た)ち竦(すく)んだ彼女は当惑の眉(まゆ)を寄せた...
夏目漱石 「明暗」
...来たら方角を教えて貰(もら)おう」彼は決心して姿見(すがたみ)の横に立ったまま...
夏目漱石 「明暗」
...突然姿見(すがたみ)に映る気味の悪い自分の顔に出会ったりした時は...
夏目漱石 「明暗」
...例の姿見(すがたみ)の前へ出た時...
夏目漱石 「明暗」
...宗助(そうすけ)は大(おほ)きな姿見(すがたみ)に映(うつ)る白壁(しらかべ)の色(いろ)を斜(なゝ)めに見(み)て...
夏目漱石 「門」
...姿見(すがたみ)の前にくると別な氣分です...
長谷川時雨 「鏡二題」
...身(み)じまいの姿見(すがたみ)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...すがたみのなかには...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「青ひげ」
...大きなすがたみもありました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「灰だらけ姫」
...すがたみの前に立っていました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「灰だらけ姫」
...大きな姿見(すがたみ)が両側にあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...お湯殿の姿見鏡(すがたみ)をのぞいて見ないことは御座いませんでしたが...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...ただ今日の在るすがたみな...
吉川英治 「上杉謙信」
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