例文・使い方一覧でみる「じゃあね」の意味

...それどころじゃあねえ... それどころじゃあねえの読み方
泉鏡花「唄立山心中一曲」

...己あお前の奴隷（どれい）じゃあねえよ」「そんなことを云うと... 己あお前の奴隷じゃあねえよ」「そんなことを云うとの読み方
谷崎潤一郎「痴人の愛」

...手前ばかりじゃあねえ... 手前ばかりじゃあねえの読み方
直木三十五「南国太平記」

...実は俺らが今ここへ連れて来た女というのは別じゃあねえ... 実は俺らが今ここへ連れて来た女というのは別じゃあねえの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...今度は棒じゃあねえぞ... 今度は棒じゃあねえぞの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...おいらの先生じゃあねえか」「おやおや... おいらの先生じゃあねえか」「おやおやの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...じゃあね、犬はどうしても要らないというのなら、僕の紙腔琴（シャルマンカ）を買わないかい... じゃあね、犬はどうしても要らないというのなら、僕の紙腔琴を買わないかいの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...打（ぶ）っこわされるそうじゃあねえか――あんまり高値を... 打っこわされるそうじゃあねえか――あんまり高値をの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...「てめえなんぞ本当はひのえんまの元締じゃあねえか」「干支（えと）しらべならてめえのを先にしろ」とあさ子はやり返す... 「てめえなんぞ本当はひのえんまの元締じゃあねえか」「干支しらべならてめえのを先にしろ」とあさ子はやり返すの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...「珍らしいことじゃあないさ」「珍らしいことじゃあねえって」「私にも覚えがある」と登は云った...
山本周五郎「赤ひげ診療譚」

...「おれだけじゃあねえんだな」と繁次はよく独り言を云った... 「おれだけじゃあねえんだな」と繁次はよく独り言を云ったの読み方
山本周五郎「落葉の隣り」

...「仕事ってまた例の口かい」「そうじゃあねえ... 「仕事ってまた例の口かい」「そうじゃあねえの読み方
山本周五郎「お美津簪」

...本当はそれだけじゃあねえな」「悪かった... 本当はそれだけじゃあねえな」「悪かったの読み方
山本周五郎「さぶ」

...決して相手になるんじゃあねえぞ」「いまになにか起こるな」と万吉は不安そうに云った...
山本周五郎「さぶ」

...とてもかなう相手じゃあねえんだ」「そんならあにいはどうする気だ」「この寄場には役人がいる」「かな轡（ぐつわ）を噛まされてな」と万吉が云った...
山本周五郎「さぶ」

...へっ自慢じゃあねえけれども... へっ自慢じゃあねえけれどもの読み方
山本周五郎「ゆうれい貸屋」

...おめえもそろそろ素人じゃあねえ」「え... おめえもそろそろ素人じゃあねえ」「えの読み方
吉川英治「大岡越前」

...なんだか解けて引き摺（ず）って歩いているじゃあねえか... なんだか解けて引き摺って歩いているじゃあねえかの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「じゃあね」の書き方・書き順