...しかし好みと云うものも...
芥川龍之介 「俊寛」
...好し好し、法皇の封傳(てがた)に劣らぬものぞとて、懷にをさめつ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...」「わたし好きよ」と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...あたし好きじゃないのよ...
豊島与志雄 「慾」
...ああしてお身体が少し好くなったら...
中里介山 「大菩薩峠」
...往日用銭捉私鋳 往日 銭を用いて私鋳を捉う今許鉛錫和青銅 今 鉛錫 青銅に和することを許す刻泥為之最易得 泥に刻して之を為(つく)ること最も得易し好悪不合長相蒙好悪(こうお)合わずして長く相蒙(おお)う戦争中にちょっと面白い話があった...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...後(あと)が話がし好い...
夏目漱石 「虞美人草」
...それとも折ふしはあの話し好きの饒舌(おしやべり)のさわがしい人が居なくなつたで...
樋口一葉 「ゆく雲」
...もう少し好い名前がつけられなかつたものでせうかねえ? だつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...いちいち女房どもの言ひなりになつてゐたらさぞかし好からうけれど...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ほんとにあたし好きなのよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...しかし好意というものは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...小人しかし好(い)い助言も棄てた物ではありません...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかし好(よ)く見れば...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...若し好きだとしたって...
森本薫 「華々しき一族」
...「あたし好きだわ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...話し好きな、人の好ささうな人であつた...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...魏の張遼とはけだし好敵手といってよかろう...
吉川英治 「三国志」
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