...もし好いのがあれば高価であるから私も当惑しましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...わたし好きですわ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...いわゆる「新し好き」は無批判無評価にただその新しさだけに飛びつくのである...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...「葉村君は私の気持を少し好意的に酌(く)みすぎたんですよ...
徳田秋声 「仮装人物」
...新し好みの人に多かったのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...もし好悪が注意に関係するとすれば...
夏目漱石 「創作家の態度」
...もし好意をもってすれば...
新渡戸稲造 「自警録」
...話し好きな母から色々な昔話をたくさん聞かされたが...
火野葦平 「糞尿譚」
...ほんとにあたし好きなのよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...もう少し好みがよかったと思うんだが如何だろう...
古川緑波 「清涼飲料」
...然し好く好く耳を傾けても...
牧野信一 「月あかり」
...しかし好都合な事情の下においては...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...常に貧民に対し好ましい影響を及ぼすものであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし好意というものは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...気の強そうな話し好きであった...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...小人しかし好(い)い助言も棄てた物ではありません...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「わたくし好い心持ちですわ...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...しかし好意は素直に受け容れて感謝し...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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