...しかし好みと云うものも...
芥川龍之介 「俊寛」
...そんな物を戴いたら定めし好(い)い気持がするだらうな...
薄田泣菫 「茶話」
...いわゆる「新し好き」は無批判無評価にただその新しさだけに飛びつくのである...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...「葉村君は私の気持を少し好意的に酌(く)みすぎたんですよ...
徳田秋声 「仮装人物」
...然し好奇心によって死にたくはない...
豊島与志雄 「反抗」
...よし好きであっても...
夏目漱石 「草枕」
...然(しか)し好きな事にばかり夢中になり易い...
夏目漱石 「『傳説の時代』序」
...もし好物であったなら...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...人々が暮し好かった昔の時代を恋しくなるのも...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...少し好人物らしい逞(たくま)しい男で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夫れとも折ふしは彼の話し好きの饒舌(おしやべり)のさわがしい人が居なくなつたで...
樋口一葉 「ゆく雲」
...夫(そ)れとも折(をり)ふしは彼(あ)の話(はな)し好(ず)きの饒舌(おしやべり)のさわがしい人(ひと)が居(ゐ)なくなつたで...
一葉女史 「ゆく雲」
...しかし好奇心にみちた興味を感じた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...しかし好人物らしいシュテルンベルク氏に出會つた...
堀辰雄 「夏の手紙」
...決して勤労に対し好都合なものではない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...五味溜よりは少し好い...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...若し好きだとしたって...
森本薫 「華々しき一族」
...はなし好きな道三は...
吉川英治 「新書太閤記」
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