...「かうかう」「しんしん」の Onomatope に新しい息吹きを吹きこんでゐる...
芥川龍之介 「僻見」
...森々(しんしん)と虚空に茂った中に社(やしろ)がある...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...しんしんと深碧(ふかみどり)の光をたたえた大空の一角から...
梅崎春生 「桜島」
...而(しか)して兵器の進歩は今日にあっても駸々(しんしん)として底止するところを知らず...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...その夜しんしんと雪の降りつもる深更...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...濠の向うは彦根(ひこね)藩邸の森々(しんしん)たる木立で...
田中貢太郎 「狢」
...しかして露国のごときは他の欧州諸国とともに駸々乎(しんしんこ)として自由の域に進めり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...またしんしんと静まってしまう...
豊島与志雄 「霧の中」
...しんしんと大空を摩す大樹となる...
中井正一 「図書館法の成立」
...しんしんと降る雪の夜のごとく静かになった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それはあたりの靜かな空氣の中にしんしんと沁み渡つた...
「修道院の秋」
...「ヴァイオリン・ソナタ第一番イ長調(作品一三)」は幽玄と言ってよいほどの深々(しんしん)とした美しさを持ったソナタで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...しんしんと魚らくだる...
萩原朔太郎 「岩魚」
...北虜駸々(しんしん)日ニ進ムノ勢ヲ抑ヘテ北門ノ鎖鑰(さやく)ハジメテ固カラン」とし得るわけであった...
本庄陸男 「石狩川」
...すなわちこれはすこぶる興味しんしんたる裁判であるといえる...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...しんしんと冷えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...遺憾ながら秀吉の精鋭の駸々(しんしん)たる攻勢に利があって...
吉川英治 「新書太閤記」
...しんしんと寒さが覚えられたからである...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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