...服もしわくちゃだ...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...姉はもうしわくちゃな...
伊藤左千夫 「落穂」
...服もしわくちゃになって...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...ひげのないしわくちゃの顔が...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...老人の青ざめたしわくちゃな顔が...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...しわくちゃの気球が...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...しわくちゃにして...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...帰れん!豊年飢饉の村じゃ田甫(たんぼ)がなくて百姓はウヨウヨと押し合うているのだ百三十呎(フィート)の煙突の下で無数の飢えがガンガンのたうっているナメクジみたいな沢庵ばかり食わされてしわくちゃの胃袋がそろそろ不逞な考えを吹く昼の休み――便所に行ったらビラがあったダラ幹を蹴っとばせ!さしあげる手は団扇のように大きい指環の代りにガリを切るタコが固いお...
榎南謙一 「無念女工」
...しわくちゃになってるはずさ...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...ベンチの上にはしわくちゃの半紙が広げられて...
寺田寅彦 「どんぐり」
...手の上に乗るしわくちゃの書き付けをのぞきこんだ...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...それはそばにいる男のしわくちゃの長い足と...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...その代りもっと皺苦茶(しわくちゃ)だ」「要するに僕と伯仲(はくちゅう)の間か」「要するに君と伯仲の間だ」「そうかなあ...
夏目漱石 「野分」
...清は皺苦茶(しわくちゃ)だらけの婆さんだが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...年寄(としよ)りたちはみなしわくちゃの手(て)を合(あ)わせた...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...「両親にとっては、ぼくが何になったってどうでもいいんですから」「わしの職があくよ」と、火夫はいって、それを十分に意識しながら両手をズボンのポケットに突っこみ、しわくちゃな、革のような、鉄色のズボンに包まれている脚をベッドの上に投げ出して、ながながとのばした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...見ればネクタイはしわくちゃ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...後で或る人があの日どうしてあんなに皺苦茶(しわくちゃ)に昂奮していたんだと言ったから...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
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