...草々の茂みに立ったしるべの石碑を...
泉鏡花 「遺稿」
...導(しるべ)にたてる年嵩(としかさ)のてだれの象の全身は「時」が噛みてし...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...誰かしるべの紐を使って...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...小林少年が捜索隊の道しるべとして...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...他国にも石蚕(せきさん)を生(しやう)ずる川あらば此蝶あらんもしるべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...人の多さはかりしるべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...夜はその暗い一線が道しるべとなったから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
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種田山頭火 「旅日記」
...真実へのただ一つの道しるべとなるといえるであろう...
中井正一 「美学入門」
...二三の知人(しるべ)のところを引合せてやったりなどしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...道しるべとを捲き残して...
中里介山 「大菩薩峠」
...知辺(しるべ)の者だからと引取って行ったそうですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
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樋口一葉 「さをのしづく」
...道しるべのために...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...道しるべをしてたも」彼女はそう言うと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...みちしるべはみごとだった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...道しるべの側へ腰を下ろした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...道しるべの石へ自分の笠をかぶせ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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