...まだしゃんと伸びていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...背筋をしゃんと伸ばした小肥りの男であった...
梅崎春生 「狂い凧」
...ごうごうばしゃんと大音をたて...
海野十三 「怪塔王」
...新生寺さんは突然しゃんと体を起し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...しゃんと立っているのを見て...
太宰治 「乞食学生」
...しゃんとなる子です...
太宰治 「新ハムレット」
...私の背中へ叩きつけるようにぴしゃんとドーアを締めました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...しゃんとした歌を教えるのも必要だからな...
壺井栄 「二十四の瞳」
...背の高い腰のしゃんとした人で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しゃんしゃんということに願いたいものでございます」「よしよし...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵太郎君の頭にぺしゃんとはりついた耳をくすぐる...
新美南吉 「久助君の話」
...しゃんとすることもあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...しゃんとした理論の要求も要するにここのことですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ぺしゃんとあなたの前に座りたい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しゃんとしたものをかこうと思って居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...小説をかいてゆく心のままで書いてゆけてそれがしゃんとした評論であるということは可能なことなのかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...万三郎はくしゃんと顔を歪(ゆが)め...
山本周五郎 「風流太平記」
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