...足腰をしゃんと行(ゆ)く...
泉鏡花 「浮舟」
...腰のしゃんとした...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...東(ひがし)の絹は質がしゃんとしていますし...
上村松園 「迷彩」
...そしてばしゃんと音がして...
海野十三 「怪星ガン」
...ほんとに雷さまががらがらぴしゃんと落ちて...
海野十三 「超人間X号」
...そら、鼻でもかんで、しゃんとし給え...
太宰治 「乞食学生」
...ぴしゃんと錠(じょう)をおろされて...
太宰治 「二十世紀旗手」
...今ごろは世間並みのしゃんとした暮らしをしていらっしゃる筈の立派な青年を...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...しゃんとやりたいところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぺこしゃんという飴(あめ)や...
新美南吉 「牛をつないだ椿の木」
...しおれきった妾の心をしゃんと立ち上がらせました...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...そしたらしゃんとなるぜ」一瞬サトーリスは湧き上がる怒りを抑えているようだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...若い艦隊長もしゃんと立ったままうごきません...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...子供のためにしゃんとして働いて生きて行こうという気になる母の心...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...当然一日の使いかたをしゃんとするから大いによろしいということになり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...体はしゃんとしているのに頭だけ妙になってものもはっきり見えないようだし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ほんとに骨格のしゃんとした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この頃は自分の心もしゃんと自分の中にあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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