例文・使い方一覧でみる「しゃちほこ」の意味
スポンサーリンク...灰は案外にしゃちほこばっていて... 
海野十三 「地獄の使者」
...その左の乳下には一本の短刀が垂直に突（つ）っ立（た）ち天（あま）の逆鉾（しゃちほこ）のような形に見えた...
海野十三 「電気看板の神経」
...大仏殿の金の鯱鉾（しゃちほこ）が空のうすあかりに底光りしてました...
谷崎潤一郎 「卍（まんじ）」
...しゃちほこ立ちをしたり...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
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永井荷風 「日和下駄」
...金の鯱（しゃちほこ）がある尾張名古屋の土を踏んでいないなんぞは膝栗毛（ひざくりげ）もすさまじいや...
中里介山 「大菩薩峠」
...金の鯱（しゃちほこ）がまぶしくって...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの金の鯱（しゃちほこ）を盗もうという気になったのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...金の鯱（しゃちほこ）を出し...
中里介山 「大菩薩峠」
...名古屋城の天守の金の鯱（しゃちほこ）を盗みに行ったという物語から起っているということです...
中里介山 「大菩薩峠」
...さすが金の鯱（しゃちほこ）が空の上へ吊し上っている名古屋ッ児だけある...
中里介山 「大菩薩峠」
...金の鯱（しゃちほこ）へ朝日があたり出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたくしが鯱固張（しゃちほこば）った演説なんかするのを...
久生十蘭 「キャラコさん」
...鯱張（しゃちほこば）ったお辞儀をした...
堀辰雄 「菜穂子」
...一度は鯱（しゃちほこ）のような勇ましさで空を蹴って跳ねあがったかとおもうと...
牧野信一 「鬼涙村」
...その上に芳流閣の金の鯱鉾（しゃちほこ）と青い瓦とが本物のように切りつけられておりました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...天下の城の鯱（しゃちほこ）を横眼に睨んだ江戸ッ子は...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...天下の城の鯱（しゃちほこ）の代りに...
夢野久作 「近世快人伝」
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