例文・使い方一覧でみる「しめりけ」の意味
スポンサーリンク...呼氣（いき）の濕氣（しめりけ）で眞白に凍つた... 
石川啄木 「菊池君」
...木陰地（こさぢ）の濕氣（しめりけ）にも似て...
石川啄木 「二筋の血」
...木蔭地（こさぢ）の湿気（しめりけ）にも似て...
石川啄木 「二筋の血」
...雪中に籠（こも）り居（を）る天然（てんねん）の湿気（しめりけ）を得（え）ざれば為（な）し難（がた）し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...湿気（しめりけ）を失（うしな）へば糸折（をれ）る事あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...冬の雪のこほらざるは湿気（しめりけ）なく乾（かわき）たる沙（すな）のごとくなるゆゑなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...第十常居（ゐま）は濕氣（しめりけ）少（すくな）く日當（ひあた）りよくして風（かぜ）の透（とほ）る樣（やう）に心（こゝろ）を用（もち）ふ可（べ）し...
關寛 「養生心得草」
...自分は靴足袋（くつたび）の裏に湿気（しめりけ）を感じて起き上ると...
夏目漱石 「行人」
...湿気（しめりけ）を持った夜風がしっとりと公園に立罩（こ）めていた...
松本泰 「Ｐ丘の殺人事件」
...綺麗にしめりけを帯びた青い細葉の色が夜じゅう眠らなかったサヨの瞳にしみ入った...
「朝の風」
...暑くて湿気（しめりけ）の多い日本の夏は...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...思いだしたように降る雪もしめりけが多くて...
山本周五郎 「日本婦道記」
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