...長者(ちやうじや)鹿島龍蔵(かしまりゆうざう)の家...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...吉弥はしまりなくにこつき出して...
岩野泡鳴 「耽溺」
...ばたんとしまりました...
海野十三 「怪塔王」
...ドアのしまりには...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...男は口をしまりなく明けて...
田山録弥 「浴室」
...お庄は倹約家(しまりや)の叔母が...
徳田秋声 「足迹」
...門にしまりもなかった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...涎(よだれ)を流しているしまりのない顎(あご)のあたり...
徳永直 「冬枯れ」
...或はしまりのわるい口の舌ったるい言葉かも知れない...
豊島与志雄 「慾」
...成島柳北(なるしまりゅうほく)が仮名交(まじ)りの文体をそのままに模倣したり剽窃(ひょうせつ)したりした間々(あいだあいだ)に漢詩の七言(しちごん)絶句を挿(さしはさ)み...
永井荷風 「夏の町」
...格子の締(しまり)を外しながら...
夏目漱石 「それから」
...唇にしまりがあり...
火野葦平 「花と龍」
...元禄調のしまり具合は先づこんなものなるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...全体を通じて言へば句法において蕪村の「酒を煮る」「絵団扇」の如きしまりなく...
正岡子規 「俳人蕪村」
...そのひきしまりにこもる力から鳴りひびくものを感じる程度に到達することは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...体中にしまりのない子なのだから重さは非常なもので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いつもは表情のない顔がにわかにひきしまり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...しかし裾にしまりがない...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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