例文・使い方一覧でみる「しま」の意味
スポンサーリンク...忽ち往生してしまひましたが... 
芥川龍之介 「河童」
...「わたしたちがお世話しますから...
海野十三 「三十年後の東京」
...それぢやどんな味がしますね...
薄田泣菫 「茶話」
...そして修道院相手の訴訟はいっさいとりやめてしまおう...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ひどく淋しい悲しい気が致しました...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...投げ捨ててしまわなければいけないものなのだ...
豊島与志雄 「父の形見」
...置き捨てられてあることを発見しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ついムザムザと中身の本紙を折り込んでしまったので...
中里介山 「大菩薩峠」
...只恍惚としてしまつてそれからといふものは獵といへば屹度娘の家をおとづれてさうして生涯の語らひが出來たのだとかういふ事であつたのだと想像して見た...
長塚節 「菠薐草」
...「この家（うち）は大変締（しま）りの好い宅（うち）だ」と云って賞（ほ）めたそうだが...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...壁隣りの庵崎數馬の證言などはケシ飛んでしまひさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ことさらに皇国の歌はなど言わるるは例の歌よりほかに何物も知らぬ歌よみの言（げん）かと被怪（あやしまれ）候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...ことしは一度もそういう苦情はお云わせしまいと思うのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...けっきょく論争の結果は真理を失いほろぼすことになってしまう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何で又取潰して只の真言寺に編入してしまつたかと...
柳田國男 「ひじりの家」
...それ以外の意識は殆ど打ち消されてしまっているから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「年上の女房は亭主を可愛がるものですよ」と蕩（とろ）けるほどな年増（としま）の肌目（きめ）を...
吉川英治 「剣難女難」
...麦踏みをやめてしまい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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