...しびれをきらして...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...」「顔――身なり――気づいたことは?」とホームズはしびれを切らして割り込む...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...鎖でしばられた手足のしびれが取れていないともいえるのである...
中井正一 「美学入門」
...しびれを切らした連中は...
野上彰 「本因坊秀哉」
...お駒はとうとうしびれを切らして了(しま)いました...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...「誰も來やしませんね」「――」宜い加減しびれをきらした八五郎の腕を掴んで平次は注意しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...行儀をよくするのも樂ぢやないね」「へエ」「しびれをきらし乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...顔が赧くしびれて来た...
林芙美子 「晩菊」
...安岡が五分間ばかり見張りにしびれを切らして...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...もう手がしびれてきました...
火野葦平 「人魚」
...枕代わりにしている右腕がしびれていた...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...強く腕の痺(しびれ)を感じた...
三島霜川 「昔の女」
...足にしびれを切らしていた高麗村(こまむら)の次郎が...
吉川英治 「江戸三国志」
...人間の本当だったかもしれねえな」立ちしびれて来ると...
吉川英治 「大岡越前」
...待ちしびれたにはちがいなく...
吉川英治 「私本太平記」
...体がしびれてしまったかのように...
吉川英治 「親鸞」
...待ちしびれを切らして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これは脳髄をしびれさすような力を持っている筈だ」「…………」「ただね...
蘭郁二郎 「睡魔」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??