...しびれを切らしているが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...お定が足に麻痺(しびれ)がきれて来て...
石川啄木 「天鵞絨」
...南蛮(なんばん)秘法の痲痺薬(しびれぐすり)……あの...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...しびれのする脚を伸ばして立ちあがった...
海野十三 「西湖の屍人」
...腰もしびれたようになって...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...頭のしんがしびれるばかりの睡気におそわれてきました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...ジーンと博士の手のほうがしびれてきました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...片腕から手さきがしびれて泣きたいような歯がゆいような心持がすることがある...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...それには多分スマートな行動感覚の教育が必要だろう(茶の湯の席で坐っていてもしびれを切らさない教育が必要であるのと同じ意味において)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...たちまち全身がしびれるばかり痛くなる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...自分との恋のトラブルをなつかしくしびれるやうな思ひで夢見てゐる...
林芙美子 「浮雲」
...いゝかげんしびれが切れるよ」相変らず...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...私は痺(しびれ)が切れて...
二葉亭四迷 「平凡」
...胸がしびれていた...
山川方夫 「その一年」
...足にしびれを切らしていた高麗村(こまむら)の次郎が...
吉川英治 「江戸三国志」
...しびれを切らして...
吉川英治 「新書太閤記」
...(お従弟(いとこ)へ、渡してくれとは、一体、何かな)吉次は、しびれた足を、少しくずして、待っていた...
吉川英治 「親鸞」
...「お十夜はどうした?」つまらぬ暇つぶしにしびれをきらして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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