...「いよいよ怪しいな」と人々は顔を見合せた...
犬田卯 「一老人」
...怪しいお客なら、特にていねいに応待をして、応接室へご案内しなさい」「それでは、あべこべですね...
海野十三 「金属人間」
...家内がすこし怪しいから...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...怪しい男に尾(つ)けられたり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...ちょっとした怪我だ」兵馬は極めて怪しい打消しをすると...
中里介山 「大菩薩峠」
...何か怪しいものか...
中里介山 「大菩薩峠」
...かくて上々機嫌で、臨川寺の方丈の縁を下りた道庵先生は、門前につながせた馬に乗ろうとして、例の僧形の同職に送られて庭を歩く途中、寝覚の床を眼八分に見渡しながら、「しかし、ここで浦島太郎が釣を垂れたというのは、少少怪しいね...
中里介山 「大菩薩峠」
...その行燈の下にうずくまっている怪しいものが一つ――睡眼に触れると...
中里介山 「大菩薩峠」
...少しも怪しい者ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...何やら怪しい者、――一朶(いちだ)の黒雲のようなものが、平次の寝室に忍び込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この蔀半四郎を怪しいと睨んだそうだな」「とんでもない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...奉公人達には別に怪しい者もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうしても怪しいことばかりだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...怪しい影すらも写らない...
林芙美子 「浮雲」
...と言うのが何の程度の嫌疑者にしろ鳥渡でも怪しいやつが挙げられたと聞けば...
牧逸馬 「双面獣」
...それにしては何の怪しいところもない...
水野仙子 「女」
...随分怪しいのが多かった...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...怪しいぞ』と呟(つぶや)きつつ彼(か)れは第二の封筒の封を切った...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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