...シュラブと呼ばれる強壮剤はしばしば銅の緑青の存在を示す...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...屡(しばしば)予想を逞(たくまし)くした通り...
芥川龍之介 「枯野抄」
...屡(しばしば)画趣を命にしてゐる...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...葉子は思いもかけず木部の火のような情熱に焼かれようとする自分を見いだす事がしばしばだった...
有島武郎 「或る女」
...奴隷たちはしばしば家畜のように扱われ...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...いかにしばしば彼は動きのとれぬ状態にあることか! 「あえてお伺(うかが)いしてよろしければ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...或いは経済の破綻(はたん)などもしばしばあって...
太宰治 「わが半生を語る」
...しばしば絵具を検査した...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...私はしばしば考えたけれど...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...正しくないこともしばしばあり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これは兵馬がしばしば驚かされつけている宇治山田の米友の類(たぐい)ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...後者はしばしばやって来て...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...雌猴あり常にしばしばこの比丘の所に来往す...
南方熊楠 「十二支考」
...県当局主催の時局問題講演会が屡々(しばしば)催された...
「鏡の中の月」
...そして、しばしば考えた...
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」
...実際においてはしばしば『随想録』の各所に矛盾撞着する言葉を洩らしているのはなぜであろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しばしば家の先祖の霊との...
柳田国男 「年中行事覚書」
...雲霧などがしばしば経験している...
吉川英治 「江戸三国志」
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