...品書(しながき)を拈轉(ひねく)つて...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...品書(しながき)を拈転(ひねく)って...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...とおしげは壁の品書(しながき)を見上げて...
武田麟太郎 「一の酉」
...「ただいま御膳の品書(しながき)を拝見いたしました」とやがて去定が云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...かの君の死の知らせをばもたらして秋はかなしく訪れて来ぬ死は悲しながき別れの死は悲し短きわかれにしも泣く身に生きてまた君を見るべき時なきかかく歎きつつ杯を取る杯を重ぬるごとにかなしみも重なりてゆくここちするかな酔狂の子とは呼べどもわがことを恋に狂ふと云ふひともなし...
吉井勇 「酔狂録」
...品書(しながき)を見ておりましたが...
吉川英治 「江戸三国志」
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