...わしは君に力を貸してもいいと思っている...
海野十三 「地球要塞」
...もっとも東京から手紙で碧梧桐君に交渉した時にも鹿児島なら欠員があるから許してもいいというような話であったとの事であったので...
高浜虚子 「子規居士と余」
...どんな苦労をしてもいいと思いました...
太宰治 「トカトントン」
...あの人となら本当に結婚してもいいと思っていたのですよ...
太宰治 「未帰還の友に」
...迎えを出してもいい...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...木棉(わた)を植えた畑をつぶしてもいいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕はむしろ喧嘩を希望してもいいくらいなものだ...
夏目漱石 「明暗」
...全滅してもいいではないか...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...多くの個人的の実例を選びだしてもいいことは読者に告げるまでもないであろう...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...涙してもいいんじゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...私あなたをお信じ申してもいいわけですわね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...その後は八分の配當を保證してもいいと云つてるんだが……」彼は無理にうはべ丈の利益勘定を捻出して蛸配當をする事は...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...舟木 俺がかね? ……それなら離婚してもいいよ...
三好十郎 「冒した者」
...屋根裏で飢え死にをしてもいいとか...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...おれも出してもいいと思う...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「是非善悪をべつにしてもいい」と光辰は云った...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...この先もう一苦労してもいい相手だから...
吉川英治 「春の雁」
...伸ばしてもいい自然もある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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