例文・使い方一覧でみる「したり顔」の意味


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...したり顔するその男が...   したり顔するその男がの読み方
有島武郎 「描かれた花」

...居合わせてる者らには半分も解らないような事をしたり顔にいい聞かした...   居合わせてる者らには半分も解らないような事をしたり顔にいい聞かしたの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...笠井は広岡の名をいってしたり顔に小首を傾けた...   笠井は広岡の名をいってしたり顔に小首を傾けたの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...といえば八蔵はしたり顔にて...   といえば八蔵はしたり顔にての読み方
泉鏡花 「活人形」

...厭世だの自暴自棄だの或いは深い諦観だのとしたり顔して囁いてゐたひともございましたが...   厭世だの自暴自棄だの或いは深い諦観だのとしたり顔して囁いてゐたひともございましたがの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...したり顔して落ちついた...   したり顔して落ちついたの読み方
太宰治 「八十八夜」

...と、森さんが、したり顔で、「ああ、それで解(わか)った...   と、森さんが、したり顔で、「ああ、それで解ったの読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...手曳きをする時佐助は左の手を春琴の肩(かた)の高さに捧(ささ)げて掌を上に向けそれへ彼女の右の掌を受けるのであったが春琴には佐助というものが一つの掌に過ぎないようであったたまたま用をさせる時にもしぐさで示したり顔をしかめてみせたり謎(なぞ)をかけるようにひとりごとを洩(も)らしたりしてどうせよこうせよとはっきり意志を云い現わすことはなく...   手曳きをする時佐助は左の手を春琴の肩の高さに捧げて掌を上に向けそれへ彼女の右の掌を受けるのであったが春琴には佐助というものが一つの掌に過ぎないようであったたまたま用をさせる時にもしぐさで示したり顔をしかめてみせたり謎をかけるようにひとりごとを洩らしたりしてどうせよこうせよとはっきり意志を云い現わすことはなくの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...面白かった事、愉快であった事は無論、昔の不平をさえ得意に喋々(ちょうちょう)して、したり顔である...   面白かった事、愉快であった事は無論、昔の不平をさえ得意に喋々して、したり顔であるの読み方
夏目漱石 「草枕」

...みんなしたり顔で生きている...   みんなしたり顔で生きているの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...したり顔で偉らそうな口をきいたが...   したり顔で偉らそうな口をきいたがの読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...したり顔に頷きながら...   したり顔に頷きながらの読み方
久生十蘭 「魔都」

...花房はしたり顔に父の顔を見た...   花房はしたり顔に父の顔を見たの読み方
森鴎外 「カズイスチカ」

...学士(がくし)博士(はかせ)などいう人々三文(さんもん)の価(あたい)なしということしたり顔(がお)に弁(べん)じぬ...   学士博士などいう人々三文の価なしということしたり顔に弁じぬの読み方
森鴎外 「みちの記」

...かかることしたり顔(がお)にいい誇(ほこ)るも例の人の癖(くせ)なるべし...   かかることしたり顔にいい誇るも例の人の癖なるべしの読み方
森鴎外 「みちの記」

...したり顔で「足利家も源氏の御嫡流...   したり顔で「足利家も源氏の御嫡流の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...むしろ首級の傍らにしたり顔して控えていた訴人(そにん)の男に振り下ろされたろうと考えたほうが...   むしろ首級の傍らにしたり顔して控えていた訴人の男に振り下ろされたろうと考えたほうがの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...したり顔の同心が...   したり顔の同心がの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「したり顔」の読みかた

「したり顔」の書き方・書き順

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