...最後に彼は元禄二年にも――「奥の細道」の旅に登つた時にもかう云ふ句を作る「したたか者」だつた...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...更に「カドデ」と言つた勢にはこれも亦「したたか者」だつた一茶も顔色はないかも知れない...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...しかし倉地はああいうしたたか者だ...
有島武郎 「或る女」
...したたか者といわれる秀治にそんな風にあしらわれると...
伊藤永之介 「押しかけ女房」
...彼は残りの者どもを一緒にしたより二倍ものしたたか者であった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...すれっからしのしたたか者かも知れないと...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...あのしたたか者のお清を手に入れようとは...
豊島与志雄 「反抗」
...なかなかのしたたか者だと思わないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...まずそんなしたたか者はございませんから...
中里介山 「大菩薩峠」
......
野口雨情 「枯草」
...――」岩松はしたたか者らしい頭(こうべ)を垂れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一代に暴富を積んだしたたか者です...
野村胡堂 「礫心中」
...したたか者の淫売婦が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...皆腕こきのしたたか者です...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...何時かはさらし物にならなければならないしたたか者だったのだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...長はしたたか者だぞ」騒ぎがしずまり...
山本周五郎 「青べか物語」
...ガッタリとも言わせずにいるというしたたか者の新張眉香子は...
夢野久作 「女坑主」
...かつは情夫(おとこ)の裴如海(はいにょかい)がしたたか者...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
