...牧之老人が此草稿(したがき)を視(み)て無縫塔(むほうたふ)の縫(ほう)の字義(じぎ)通(つう)じがたく誤字(ごじ)にやとて郵示(ひきやくたより)して問(と)ひければ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...こゝに今といひしは牧之老人が此したがきしたる文政三年をいふなり)九百十五年前なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...百日の後にあなたを榻の中にお訪ねします」桑は留めようとしたがきかずに怒って帰って往った...
田中貢太郎 「蓮香」
...その歌の調子がいかにも感傷的と言うのか卑俗と言うのか妙な感じがしましたがきょうのもやはり同じ感じがしました...
寺田寅彦 「先生への通信」
...むやみに朱を入れたり棒を引いたりしてあるんだから」健三の父と島田との懸合(かけあい)について必要な下書(したがき)らしいものが細君の手に渡された...
夏目漱石 「道草」
...再三堪えざる旨を述べて辞退したがきかれず...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...「只今かえりましたがきょうはお伺いできません...
正岡容 「小説 圓朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??