...その黒味(くろみ)が次第(しだい)に薄(うす)れて消炭色(けしずみいろ)になり...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...船は、水面からたった二メートルぐらいのところに、しずみました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...しずみませんでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...お日さまが、しずみました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...しずみながら海の底をみるなんて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...潜水艇はしずみます...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...もう太陽がしずみかけて...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...しずみかけていました...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...ふかいものおもいにしずみながら...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...床下の土を掘っても仏らしいものは見えず「口欠(くちかけ)の茶壺又は消炭螺(けしずみさざえ)からより外は何もなかりき」とある...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...消炭色(けしずみいろ)の中に取り残された緑が見える...
夏目漱石 「永日小品」
...橋の欄干の手前寄りに消炭(けしずみ)でかなり大きく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰がお品さんをさらったんでしょう」「そんな事が判るものか」「消炭(けしずみ)で描いた銭形は?」「偽物だよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大抵は消炭(けしずみ)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かれはずいぶんしずみきってふきげんらしかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...沈黙のうちにしずみ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...文芸評論の原稿もわたしずみになります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...旦那さまももうお出ましずみだから...
吉川英治 「新・水滸伝」
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