...ずっと気分(きぶん)がしずまるから」ホールがうろうろしながら...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...そしてそれがやがてしずまると...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...島田は平静に一同のしずまるのを待って「本案賛成の有力な議員は粟屋君一人である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その神の欲するものを海に入れれば風波がしずまるとする思想がある...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...しずまるのを待って吹きつづけた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...噴火がやっとしずまると...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...一しきり笑いがしずまるとお関は又元の頑なな顔の表情に立ち返って...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...笑いのしずまるのを待ちながら...
山本周五郎 「あだこ」
...躯のふるえのしずまるのを待っていたらしい...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...女たちの血もしずまるのでしょう...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...しずまるときも同時にしずまるようである...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...その泣き声がしずまるのを待って...
山本周五郎 「竹柏記」
...そして寝しずまる頃を待ち...
吉川英治 「三国志」
...騒ぎがしずまるやいな...
吉川英治 「私本太平記」
...動悸(どうき)のしずまるのを母子(ふたり)はひとつに聴きすましていた...
吉川英治 「私本太平記」
...しずまるはずもない」「事ここに及びましては」「ぜひもない...
吉川英治 「私本太平記」
...世間のしずまるころをお待ちなされたうえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...敵の一踊りがしずまると...
吉川英治 「新書太閤記」
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