...かしこなる邪宗の人々をまことの道に歸依せしむる事なりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...フランチエスカの君の穉(をさな)き我を伴ひ往き給ひしはかしこなれば...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...かしこなるが我が懷かしき穢(きたな)きイトリの小都會なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...消粉(けしこな)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...なでしこなどがあった...
田山花袋 「田舎教師」
...其後(そののち)の擧動次第(しこなししだい)で殘(のこ)る八箇(やッつ)も叩(たゝ)き挫(みじ)くまいものでもない...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...盛宴(せいゑん)を催(もよふ)すときは無情(むじゃう)な行爲(しこなし)とも思(おも)はれうによって...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...もしこなかったらどうするんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...耻(はず)かしそうなしこなし...
二葉亭四迷 「浮雲」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...巨勢君にはかしこなる画堂にて逢ひ...
森鴎外 「うたかたの記」
...ここかしこなる窓には毛氈(もうせん)垂れて...
森鴎外 「うたかたの記」
...「かしこなるは、君の近づきたまふべき群にあらず...
森鴎外 「うたかたの記」
...唯ここかしこなる木下蔭を過(す)ぐるごとに...
森鴎外 「うたかたの記」
...かしこなる高き境の我物にのみなれればなり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「かしこなるは我が識(し)れるデウベンの城のぬしビュロオ伯(はく)が一族なり...
森鴎外 「文づかひ」
...「かしこなる陶物(すえもの)の間(ま)見たまひしや...
森鴎外 「文づかひ」
...これほどな刀を差しこなす者は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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