...万に一つもしくじる心配はない...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...身をしくじる元だから...
鈴木三重吉 「桑の実」
...しくじることはあるまい...
太宰治 「猿面冠者」
...ポリスをそう呼んでいました)にあやしまれ不審訊問(じんもん)などを受けてしくじるような事も無かったし...
太宰治 「人間失格」
...若いものでも時々しくじることがあるのです...
津村信夫 「雪」
...悪くするとしくじるよ」「いや陸軍にも...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼は学校をも世間体をもしくじるだろう...
豊島与志雄 「山上湖」
...学校はしくじるし...
豊島与志雄 「野ざらし」
...学校はしくじるし...
豊島与志雄 「林檎」
...立花なンぞは蛆虫(うじむし)同様外夷に笑われ京都はしくじる金がなくなる...
中里介山 「大菩薩峠」
...「若い人がよく失敗(しくじる)といふが...
夏目漱石 「それから」
...教場で折々しくじるとその時だけはやな心持ちだが三十分ばかり立つと奇麗(きれい)に消えてしまう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...しくじる率も少ないし...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...邪魔する人はいないようです」ベナが一瞬躊躇したが、ちょうど良いかもしれない、用心し過ぎて、しくじるよりは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...」「しくじるな...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...」「しくじるもんですか...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...油断してしくじると取返しがつかぬぞ」「貯蔵庫を発見したら焼き払いますが...
山本周五郎 「風流太平記」
...太郎さんはしじゅう寝ぼけてしくじるので...
夢野久作 「寝ぼけ」
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