...スケッチで紙ばさみをいっぱいにして持ちかえるのがしきたりであるから...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「わたくし自身について」
...いかにもいずこよりともなく発しきたりて...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...水は低(ひくき)に随て潮(うしほ)のごとくおしきたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...昔からのしきたりなどにこだわってはいない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...昨日(きのう)に異(かわ)らぬ慣例(しきたり)に従えばよい...
太宰治 「人間失格」
...もっと家柄の高い旧家同様の習慣(しきたり)に改めなければ自分の友達たちが来ても...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...精進はどんな風に守っているかの?」「わたくしのほうの食事は昔の行者のしきたりで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...古人のしきたりなど申せども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...世間のしきたりから云えば十分にわがままに暮しているはずの伸子がなぜその上そのように身もだえし...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第六巻)」
...「三浦右衛門の最後」「俊寛」等で武士道徳のしきたりよりも更に強い人間の生命への執着と生の力の強靭さというようなものをその原形において押し出している...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...それとも穢れをきらうというようなことに関してのしきたりで...
宮本百合子 「漁村の婦人の生活」
...これには勿論マスコット風のしきたりやいろんなものが混ってはいるが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まったく微力のためか無頓着のためか(我々の足もとにあり・我々の手の中にあり・人生の習慣(しきたり)にきわめて密な関係のある・事柄を無頓着に扱うというのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...村では法度(はっと)まで出してこのしきたりを厳しく守り続けているといいます...
柳宗悦 「民藝四十年」
...または一日に六度も食べるしきたりと...
柳田国男 「母の手毬歌」
...しきたりでございます」重太夫の唇にうす笑いがうかんだ...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...そうした世のしきたりに斟酌(しんしゃく)しない露悪的な振舞いをも...
吉川英治 「私本太平記」
...さむらい奉公のしきたりがある...
吉川英治 「新書太閤記」
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