...このうえなくしかつめらしい顔をし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...七人のしかつめらしい男が(私もその中の一人だった)態々(わざわざ)其為(そのため)にしつらえた「赤い部屋」の...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...しかつめらしい顔で黙りこくっている...
江戸川乱歩 「悪霊」
...鼻下(びか)にはしかつめらしいチビ髯(ひげ)まで貯えたこの私が...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...然らずんばしかつめらしい顏をして謠曲をうたはなければならない...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...しかつめらしい召使頭が彼を見知っていて...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...ここまで彼の弁論が進んで来た時に裁判長閣下は言を挟んで(あたかも彼の言ったことが真実ではなかったかのようにしかつめらしい顔をしながら)...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しかつめらしい表情をつとめることもあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかつめらしい名前をつけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかつめらしいいでたちをしながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかつめらしい言葉で表現したりして...
中島敦 「光と風と夢」
...しかつめらしい顔をして...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...(84)あのしかつめらしい分別(ふんべつ)のとりことなった人たちは...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...わたしはなるべくかれと同じようなしかつめらしい言い方でやろうと努(つと)めた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そこでぼくはしかつめらしい顔をして孵卵器の前に立つのだが...
森於菟 「オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク」
...最もしかつめらしい学派の賢者たちさえも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...竹田勘七というしかつめらしい名で劇作もするという男だった...
山本周五郎 「新潮記」
...しかつめらしい顔をしたほうが立ち止まって...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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