例文・使い方一覧でみる「しかし」の意味

...しかし芸術家は芸術と言えば... しかし芸術家は芸術と言えばの読み方
芥川龍之介「侏儒の言葉」

...しかして公平なる歴史家が判決を下すにあたって... しかして公平なる歴史家が判決を下すにあたっての読み方
内村鑑三「基督信徒のなぐさめ」

...隧道合戦（トンネルかっせん）しかしながら恐（こわ）いもの見たさという譬（たと）えのとおり... 隧道合戦しかしながら恐いもの見たさという譬えのとおりの読み方
海野十三「崩れる鬼影」

...しかし天皇はその前に... しかし天皇はその前にの読み方
鈴木三重吉「古事記物語」

...わからなかったがしかし... わからなかったがしかしの読み方
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...しかしここでもし下手（へた）な監督がこのような筆法を皮相的にまねてこれに似たことをやったとしたら... しかしここでもし下手な監督がこのような筆法を皮相的にまねてこれに似たことをやったとしたらの読み方
寺田寅彦「映画雑感（１［＃「１」はローマ数字、1-13-21］）」

...しかし映画の時間は確かにある意味では立派に逆転し... しかし映画の時間は確かにある意味では立派に逆転しの読み方
寺田寅彦「映画の世界像」

...しかし彼はそれをテーブルの上につみ重ねたまま... しかし彼はそれをテーブルの上につみ重ねたままの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...しかし彼女は、世の中や人間について無知ではあったが、生まれつき人の魂を見てとる直覚力をそなえ、不幸のためにそれがなお鋭敏になされていたので、劇場で隣り合った不行儀な多少狂気じみたその青年のうちに、自分と同じような廉潔さと一種の男々（おお）しい善良さとを見てとった... しかし彼女は、世の中や人間について無知ではあったが、生まれつき人の魂を見てとる直覚力をそなえ、不幸のためにそれがなお鋭敏になされていたので、劇場で隣り合った不行儀な多少狂気じみたその青年のうちに、自分と同じような廉潔さと一種の男々しい善良さとを見てとったの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...しかしその時の私はとうてい富士登山の図などに賛をする勇気をもっていなかった...
夏目漱石「硝子戸の中」

...しかしまだ降参する気にはなれなかった... しかしまだ降参する気にはなれなかったの読み方
夏目漱石「明暗」

...しかしもう駄目だ... しかしもう駄目だの読み方
浜尾四郎「黄昏の告白」

...しかしてその翌すなわち長享二年の四月には江州の陣に在る義尚将軍からして...
原勝郎「東山時代における一縉紳の生活」

...しかしこの点においては吾々は誰でも誤謬に陥るの傾向を余りにも有（も）ち過ぎていることを認めなければならない...
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...しかし、あいもかわらず、ニールスはちっぽけな姿（すがた）のままなのです... しかし、あいもかわらず、ニールスはちっぽけな姿のままなのですの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ　Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳「ニールスのふしぎな旅」

...しかしマーシーディズが干渉して叫んだ... しかしマーシーディズが干渉して叫んだの読み方
ジャック・ロンドン　Jack London 山本政喜訳「荒野の呼び声」

...お案じにはおよびません！」しかし... お案じにはおよびません！」しかしの読み方
吉川英治「私本太平記」

...しかしその一軍が... しかしその一軍がの読み方
吉川英治「新書太閤記」

「しかし」の書き方・書き順

いろんなフォントで「しかし」

「しかし」の英語の意味