...汐干狩(しおひがり)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...俺は上(あが)り框(がまち)に寝ころんだまま、しおひがりだよ、早く床取ってくれ、と怒鳴り返した...
梅崎春生 「蜆」
...昔こゝ六浦(むつら)とよばれ汐干狩(しおひがり)五月七日 日本探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...町内一同で毎年(まいとし)汐干狩(しおひがり)に行く船の上でもお糸はよく踊った...
永井荷風 「すみだ川」
...そして車の中には桜と汐干狩(しおひがり)の時節には...
永井荷風 「放水路」
...汐干狩(しおひがり)の類をいふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「もう汐干狩(しおひがり)をやってるぜ」二人は南の海端(うみばた)へ来ていて...
山本周五郎 「さぶ」
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