...何ごとも懺悔(ざんげ)したい欲望を感じた...
芥川龍之介 「歯車」
...事は前者の『懺悔録(ざんげろく)』及び後者の『恩寵(おんちょう)溢(あふ)るるの記』において明(あきら)かである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...この拙(つたな)い懺悔録(ざんげろく)を書き綴(つづ)りはじめたのだったが...
海野十三 「振動魔」
...懺悔録(ざんげろく)ですのよ...
徳田秋声 「仮装人物」
...裸の快味は懺悔(ざんげ)の快味だ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼はゼジュイット派の牧師を懺悔(ざんげ)聴聞者に選び...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...せめて今の中懺悔(ざんげ)のあらまし認(したた)め置きたく右の通り書き続け申候也...
永井荷風 「榎物語」
...神妙に懺悔(ざんげ)をすれば仏様が許して下さる...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の懺悔(ざんげ)からはじめなければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴方(あなた)の前に懺悔(ざんげ)する事が出来れば...
夏目漱石 「それから」
...ざんげなさるのはよいが...
長谷川時雨 「西川小りん」
...人に話したことはないが今打明けて懺悔(ざんげ)しましょう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...懺悔(ざんげ)のために...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...懺悔(ざんげ)させて下さい...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...安長は桂山元簡(けいざんげんかん)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そのような懺悔(ざんげ)はご無用にあそばしませ...
吉川英治 「黒田如水」
...こう讒言(ざんげん)した...
吉川英治 「三国志」
...時にゃア懺悔(ざんげ)がしたくなるのさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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