...ざぶざぶ水をわたる足音が...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...ざぶざぶ浅瀬(あさせ)へはいって行った...
芥川龍之介 「海のほとり」
...飯粒などをざぶざぶと洗い落す...
梅崎春生 「幻化」
...ざぶざぶと水をわたって...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...外を出歩く時雨上りの泥水の中をざぶざぶと徒渉(かちわた)りしても...
薄田泣菫 「独楽園」
...着物を洗う水の音がざぶざぶとのどかに聞こえて...
田山花袋 「少女病」
...ざぶざぶと水を被(かぶ)って」親爺(おやじ)が不審がるのを返事もせずに居間へ飛び込んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...海の中へざぶざぶ這入(はい)って行って...
夏目漱石 「創作家の態度」
...水道でざぶざぶ枠(わく)を洗ったため...
夏目漱石 「門」
...」和尚(おしょう)さんは、ころもをぬいで、ろばたで、おぜんにすわって、ざぶざぶと、お茶づけをながしこみはじめました...
新美南吉 「のら犬」
...後母さん柄杓(ひしやく)にざぶざぶ水下され釣瓶が重くてあがらない死んだ母さん...
野口雨情 「都会と田園」
...ざぶざぶ、熱いお湯にはいりたいわ...
林芙美子 「浮雲」
...さつきから余念もなくざぶざぶと除草器を押してゐた仁作は...
北條民雄 「無題※[#ローマ数字1、1-13-21]」
...釣瓶(つるべ)からざぶざぶと水を浴びた...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...再びざぶざぶと川から上がって来たのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...狂女のようにざぶざぶと入って行った...
吉川英治 「篝火の女」
...天野源右衛門の手勢数百が、ざぶざぶと、桂川を徒渉(としょう)してゆくのを見て、明け空近い旗風の下の一万余人は、いよいよ不安を募(つの)らせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...お暇いたします」ざぶざぶと...
吉川英治 「親鸞」
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