例文・使い方一覧でみる「さんぽ」の意味

...聖保羅（さんぽおろ）の寺の鐘を聞いたよりも... 聖保羅の寺の鐘を聞いたよりもの読み方
芥川龍之介「煙草と悪魔」

...今日（きょう）なども散歩（さんぽ）に連（つ）れ出（だ）した道（みち）すがら図（はか）らずもあなたにめぐり逢（あ）い... 今日なども散歩に連れ出した道すがら図らずもあなたにめぐり逢いの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...こういう田舎（いなか）を散歩（さんぽ）するのは愉快（ゆかい）な事（こと）でした... こういう田舎を散歩するのは愉快な事でしたの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン　Hans Christian Andersen 菊池寛訳「醜い家鴨の子」

...さんぽからもどってきました... さんぽからもどってきましたの読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...中食後（ちゆうじきご）には散歩（さんぽ）にと出掛（でか）けて行（い）つた... 中食後には散歩にと出掛けて行つたの読み方
アントン・チエホフ　Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳「六號室」

...エヒミチはハヾトフが自分（じぶん）を散歩（さんぽ）に誘（さそ）つて氣晴（きばらし）を爲（さ）せやうと云（い）ふのか... エヒミチはハヾトフが自分を散歩に誘つて氣晴を爲せやうと云ふのかの読み方
アントン・チエホフ　Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳「六號室」

...堂の上へあがってみると酒や飯（めし）が三宝（さんぽう）に盛ってあった... 堂の上へあがってみると酒や飯が三宝に盛ってあったの読み方
田中貢太郎「ある神主の話」

...堀割（ほりわり）の散歩（さんぽ）汐の満干（みちひ）に大川の水は休まずながるゝを... 堀割の散歩汐の満干に大川の水は休まずながるゝをの読み方
永井壮吉「偏奇館吟草」

...「一寸（ちよつと）散歩（さんぽ）に行（い）つて來（く）るよ」「行（い）つて入（い）らつしやい」と細君（さいくん）は微笑（びせう）しながら答（こた）へた... 「一寸散歩に行つて來るよ」「行つて入らつしやい」と細君は微笑しながら答へたの読み方
夏目漱石「門」

...神田（かんだ）を散歩（さんぽ）して... 神田を散歩しての読み方
夏目漱石「門」

...銀座（ぎんざ）の散歩（さんぽ）の道（みち）すがら... 銀座の散歩の道すがらの読み方
南部修太郎「畫家とセリセリス」

...その前に三宝（さんぽう）が置いてある... その前に三宝が置いてあるの読み方
新美南吉「最後の胡弓弾き」

...それは少（すこ）しひらたい石（いし）を三方（さんぽう）に立（た）て... それは少しひらたい石を三方に立ての読み方
濱田青陵「博物館」

...お庭をさんぽしてゐると... お庭をさんぽしてゐるとの読み方
村山籌子「二階の窓までのびたチユーリツプ」

...散歩（さんぽ）をしている人の姿も見うけられませんでした... 散歩をしている人の姿も見うけられませんでしたの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ　Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳「ニールスのふしぎな旅」

...町の家いえの屋根（やね）の上を散歩（さんぽ）して... 町の家いえの屋根の上を散歩しての読み方
グリム　Grimm 矢崎源九郎訳「ネコとネズミのいっしょのくらし」

...西郊の三宝寺（さんぽうじ）池・石神井（しゃくじい）池のごときは... 西郊の三宝寺池・石神井池のごときはの読み方
柳田國男「地名の研究」

...三方（さんぽう）の上に... 三方の上にの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

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