例文・使い方一覧でみる「さんしょ」の意味
スポンサーリンク...新しい三色緞子（さんしょくどんす）の几帳（きちょう）が下っている... 
芥川龍之介 「野呂松人形」
...黄村先生が山椒魚（さんしょううお）に凝（こ）って大損をした話をお知らせしましょう...
太宰治 「黄村先生言行録」
...三荘太夫（さんしょうだゆう）の鋸引（のこぎりび）き...
寺田寅彦 「青衣童女像」
...フランスを蚕食（さんしょく）してるそれらの下賤（げせん）な奴らによって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ややともすれば強請（ゆすり）がましい凄味（すごみ）な態度を示すに引き比べて昔ながらの脚半（きゃはん）草鞋（わらじ）に菅笠（すげがさ）をかぶり孫太郎虫（まごたろうむし）や水蝋（いぼた）の虫（むし）箱根山（はこねやま）山椒（さんしょ）の魚（うお）...
永井荷風 「日和下駄」
...今年はそれをさんしょううおの卵でやっているのだった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...――何でごさんしょう...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...語り伝えの山荘太夫（さんしょうだゆう）のような男で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小そうても山椒（さんしょ）はピリッと辛い...
火野葦平 「花と龍」
...ついそこの谷の奥で山椒喰（さんしょうくい）のかすかに啼いているのを耳に捉（とら）えた...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...私はロシアの領土蚕食（さんしょく）を考えるだに頭に来ます...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...山椒（さんしょう）の芽...
正岡子規 「墨汁一滴」
...何ともはあ……どうぞお前から皆によろしくいってくんさんしょ...
宮本百合子 「田舎風なヒューモレスク」
...家に伝わった俳名三升（さんしょう）...
森鴎外 「渋江抽斎」
...己（おのれ）を虐使した山椒大夫（さんしょうたゆう）の郷人を嫌うのだそうである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...山嶂（さんしょう）の塁壁（るいへき）望楼（ぼうろう）はすべて風化し...
吉川英治 「三国志」
...山椒（さんしょう）の魚の餌食（えじき）になっているだろう」「この土蜘蛛（つちぐも）……」伊那丸は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...駿河勢力に蚕蝕（さんしょく）されて...
吉川英治 「新書太閤記」
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