...わたしの心はさわやかになり拡大される...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...香気ふくいくとして身心さわやかになつた...
種田山頭火 「其中日記」
...さわやかに晴(は)れわたった日でしたが...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「百姓マレイ」
...気をさわやかにするくらいにはじゅうぶん空を見ることができ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すべてのものの息の根に迫るやうにさわやかに響いた...
「修道院の秋」
...放課の鐘がさわやかに鳴り響いた...
南部修太郎 「猫又先生」
...それに比べるとアトリエの空気のほうがまだしもさわやかに思われた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...秋の朝の冷たい空気が彼の頭をさわやかにした...
本庄陸男 「石狩川」
...田舎弁いともさわやかに...
牧野信一 「久保田万太郎」
...そして林は虔十の居た時の通り雨が降ってはすき徹(とお)る冷たい雫(しずく)をみじかい草にポタリポタリと落しお日さまが輝(かがや)いては新らしい奇麗な空気をさわやかにはき出すのでした...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...冬がすぎて寒いながらも素足のたたみざわりがさわやかに思われて来たりする...
宮本百合子 「故郷の話」
...さわやかに軽く匂い茂っている浅い叢...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はいかにもさわやかに背中を拭いてあげるわ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さわやかに鳴りわたる)春子 (びっくりして)あらら!勝介 ほら...
三好十郎 「樹氷」
...さわやかに笑いながら...
山本周五郎 「山彦乙女」
...さわやかにお受けとのみ思いのほか...
吉川英治 「私本太平記」
...または々(そうそう)としてさわやかに転変する笙の余韻(よいん)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...儀式らしく、朗(ほが)らかに、さわやかに、彼は兄貴のフェリックスの後(うし)ろへ並んで立つ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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