...翁さらに語を繼ぎて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さらに大きなものが来ました...
伊藤野枝 「「別居」について」
...さらに余計な余裕さえできて来るようになった...
大杉栄 「獄中消息」
...さらにはまた、甲の女には与え得べからざるものを乙の女に、また乙の女には与え得べからざるものを丙の女に、与え得るということもあろう...
大杉栄 「男女関係について」
...さらにまた東京に廻って来たしるしに過ぎなかった...
大杉栄 「日本脱出記」
...雪中の熊胆はことさらに価(あたひ)貴(たつと)し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...この上さらに一鍬(ひとくわ)加うればもうその庵の軒端を切りかきもしそうな心持がします...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...前日よりさらに暖かかつた...
太宰治 「津軽」
...彼女よりさらにできなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...さらに無頓着(むとんじゃく)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...さらに、混乱は倍加された...
火野葦平 「花と龍」
...さらに感情や内省でもある...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...さらに大佐からの手紙が本物である事に関しては...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...大局を見通すように――材料をさらにひろい眼で眺めるようになり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...さらに呼びかけようとしながら...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...甲斐はさらに歩いていった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...人を見たら泥棒と思え――成程なアと金吾は今さらに思うのでありました...
吉川英治 「江戸三国志」
...隠岐護送のおん供の途次(とじ)においても」「すでに最前うかがった」「さらに...
吉川英治 「私本太平記」
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