...寒気(さむけ)がする...
伊藤左千夫 「廃める」
...寒気(さむけ)がしてぶるぶると慄(ふる)えが出る...
海野十三 「地軸作戦」
...寒気(さむけ)がしてきた...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...かぜのさむけさ...
太宰治 「盲人独笑」
...反動的な嫌悪(けんお)の情が彼の総身に寒気(さむけ)を立てさすであろうとは思ったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...変に僕はぞーと寒気(さむけ)を感じた...
豊島与志雄 「道連」
...ゾクゾクと寒気(さむけ)が立ち...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゾッと寒気(さむけ)がしたものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...始(はじ)めて風邪(ふうじや)を意識(いしき)する場合(ばあひ)に似(に)た一種(いつしゆ)の惡寒(さむけ)を催(もよほ)した...
夏目漱石 「門」
...うとうととしていると何だか急にゾーッと悪寒(さむけ)を覚えたので思わず窓の簾越(すだれごし)に庭の方を見るとハット吃驚(びっくり)した...
沼田一雅 「暗夜の白髪」
...すき間もる風霜夜さむけく...
樋口一葉 「花ごもり」
...しかし寒氣(さむけ)もしなければ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...寒気(さむけ)を覚えて...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...鏡を見たときに私もなんとなくぶるぶる悪寒(さむけ)がしました...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...火曜日の夕刻ひどいさむけがしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この夕方の家の中の光景は寒気(さむけ)がするほど悲しいものであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...悪寒(さむけ)がしてきた...
吉川英治 「三国志」
...満身に悪寒(さむけ)だけが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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