...さびにさびたのこりの草花に...
伊藤左千夫 「箸」
...赤さびた鉄骨林の上...
大江鉄麿 「河の上の職場」
...一太い引きずるような波鳴りの聞えるうらさびた田舎道を...
大阪圭吉 「死の快走船」
...そうしていかにも老夫婦らしいさびた情味があってわれわれのような年寄りの観客にはなんとなくおもしろい...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...道の上にも下にも明治初年ごろのヨーロッパ各国人の居留館が、熱帯・亜熱帯植物の植え込みに囲まれ、もう年代も経ったこととて、塗料もはげたり、さびたりして、しっとり落ち着いて、窓に赤い熱帯らんの花がおいてあったりする...
永井隆 「この子を残して」
...松の下に黒くさびた鉄灯籠(かなどうろう)が名の知れぬ赤石の上に...
夏目漱石 「草枕」
...捨てられた赤さびた鑵詰の匂いをかぐと...
林芙美子 「美しい犬」
...鉄色にさびた街路樹の梢(こずえ)に雀の飛んでいるのを私は見ていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...シカシさびた眺望(ながめ)で...
二葉亭四迷 「浮雲」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...私はさびた小刀になってしまうのもいやですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...きれいな男の左中弁が重々しい神さびた調子で詩を読み上げるのが感じよく思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...遠いようで近い声――さびたる音声(おんじょう)でまた弱々しげな声でもあります...
吉川英治 「江戸三国志」
...苔(こけ)さびた石段だし...
吉川英治 「私本太平記」
...神さびた弁天堂(べんてんどう)の建物が見えた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...夏木立の神さびた奥へ進んで行った...
吉川英治 「源頼朝」
...雑然と旅衣裳の散らばってる妾達のユーロップ・ホテルの居間の電鈴がさびた音を立てました...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
...さびた錠前(じょうまえ)に触れる物音は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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