...北二条と大通りとの交叉点(こうさてん)にただ一本立つエルムの大樹だった...
有島武郎 「星座」
...学者は喫茶店(きっさてん)へ...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...中央(ちゆうおう)の交叉點(こうさてん)に當(あた)る場所(ばしよ)に現在(げんざい)の活火口(かつかこう)たる中岳(なかだけ)(高(たか)さ千六百四十米(せんろつぴやくしじゆうめーとる))がある...
今村明恒 「火山の話」
...芝原嶺(しばはらたふげ)を下り湯沢(ゆさは)に抵(いたら)んとする途(みち)にて遙(はるか)に一楹(いちえい)の茶店(さてん)を見る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...物音と云っては今彼を乗せて来た電車が交叉点(こうさてん)を越えて上野のほうへ走っている音だけであるが...
田中貢太郎 「青い紐」
...神保町の電車の交叉点(こうさてん)の方へと...
田中貢太郎 「妖影」
...大阪の桜橋交叉点(こうさてん)のところで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...F屋喫茶店(きっさてん)にいた文学青年給仕のM君はよく...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...ある夏の日銀座(ぎんざ)の某喫茶店(ぼうきっさてん)に行っていたら...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...五 熱帯魚(その三)喫茶店(きっさてん)の二階で友人と二人で話していた...
寺田寅彦 「試験管」
...するとちょうど交叉点(こうさてん)のあたりまで乗り出したところで...
徳田秋声 「仮装人物」
...唯有(とあ)る茶店(さてん)で車を下りた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...茅場町(かやばちょう)の交叉点(こうさてん)から一寸右へはいったところに...
林芙美子 「新版 放浪記」
...交叉点(こうさてん)にあふれる夕の鎮魂歌……...
原民喜 「鎮魂歌」
...その身は浜のさる茶店(さてん)の支配人をしている事なれば...
二葉亭四迷 「浮雲」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...県道交叉点(こうさてん)に臨(のぞ)んだ一旅亭で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...市内でも一等繁華な四角(よつかど)の交叉点(こうさてん)へ来てて...
夢野久作 「超人鬚野博士」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??